マジア・ド・サンバ-知られざるリオのカーニバル- 佐久間圭輔

マンゲイラ大使を務められる佐久間圭輔氏による「マジア・ド・サンバ」の出版を記念してブログにて宣伝いたしております!知られざるリオのカーニバル仕組みや、エスコーラの歴史、裏事情を網羅した、サンバファンなら興味津々のお話が満載!サンバファンの教則本ともいえる一冊です。
セルミーニャとエスタンダルチ・デ・オーロ(後編)
セルミーニャとエスタンダルチ・デ・オーロ(後編)

サンバの世界では、私自身、今どんな仕事をしていて、どんな経歴なのか尋ねられたことはない。

私もそんなことを聞いたことはない。それがこの世界の常識だからだ。でも、彼女のように有名人になれば、やはりそうはいかないだろう。

メストレ・サーラとポルタ・バンデイラのペアとして、2007 年のカーニバルで、四十点満点を取ったばかりか、サンバ界で権威のあるエスタンダルチ・デ・オーロを昨年までで五回も受賞して、マンゲイラのネイヂ(1972 年から1976 年まで連続5回)と並び、今年遂に未踏の六回受賞を果たしたセルミーニャ。

昨年、私も彼女と出会ったことから、つい彼女の日常に興味を持った。「彼女は法学部を出て、今は軍裁判所の消防隊に勤務しているけれど、

検察官になりたいそうですよ」なんて他人に話したりするようにもなってしまった。

サプカイの外のセルミーニャと彼女のクローゼットの中身には誰もが興味があるのでしょう。




そんな写真をお見せしましょう。

エスタンダルチ・デ・オーロの盾があるのは当然として、モンテスキューの「法の精神」があるのも、彼女のキャリアーを物語っていますね。

彼女がどうしてこのような職業に就くようになったかなど、とても興味深い話もあります。

消防士の仕事、女性に受験資格が出来たのは2001 年。彼女はこの機会を十年間待ち続けそうです。

内容はまた別の機会にご紹介するとして、今日は、ポルタ・バンデイラでな
い彼女の写真だけお見せします。

やはり、いつも笑顔ですね。

それにしても、エスタンダルチ・デ・オーロの第一回受賞は1992 年だから、今年の第六回まで、なんと長い道のりでしょう。並みの人ではないことがよくわかりますね。昨年と今年のポルタ・バンデイラのセルミーニャの勇姿をご覧ください。



| 佐久間圭輔を応援する会 | - | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
セルミーニャとエスタンダルチ・デ・オーロ(前編)
セルミーニャとエスタンダルチ・デ・オーロ(前編)


マジア・ド・サンバ 知られざるリオのカーニバル」が世に出てから、やがて2年が経とうとする。

この間の2回のカーニバルは、いろいろな意味で、不思議な縁を感じさせて
くれる。中でも、昨年はからずもシダージ・ド・サンバで出会ったセルミーニャは、十年前のことを鮮明に思い出させてくれた。

それはサンバの世界に入り込んで二年目、マンゲイラが11 年ぶりに優勝した1998 年3月のこと。

右も左も知らないサンバの世界、誰が誰かもわからない。グローボのエスタンダルチ・デ・オーロの授賞式がチラデンテス広場のカルロス・ゴーメス劇場で行われると聞いて、よし、行って見よう、と出かけていった。

エスタンダルチ・デ・オーロについては、「マジア・ド・サンバ 知られざるリオのカーニバル」の39 ページに簡単に紹介しているが、リエーザの審査と違って、民族文化研究者、アーチスト、ジャーナリスト、カルナバレスコのように、カーニバルやサンバとつながりのある人たちによって審査されるので、サンバ界では権威のある章とされている。

一般には、水曜日の審査結果では、最高点をとったエスコーラが優勝、チャンピオンとして報じられ、二位以下が総合点によって順位づけられるだけだが、エスタンダルチ・デ・オーロでは、ベスト・エスコーラの他に、バイアーナのアーラ、子供のアーラのようなグループ、メストレ・サーラ、プルタ・バンデーラ、女性パシスタ、男性パシスタのように、個別にベストを選出している。

因みに、今年のベスト・エスコーラはサンルゲイロで、1998 年のマンゲイラと同様に、その評価は衆目の一致するところだったことを示している。今年は僅か0.1 点差で三年連続優勝を逃したベイジャ・フロールでは、プシャドールのネギーショと、ポルタ・バンデイラのセルミーニャが受賞している。

公表されている昨年までの受賞数に今年の結果を加えると、トップはマンゲイラの68、二位はサルゲイロの66、三位はインペリオ・セラーノの61、四位はベイジャ・フロールの56 となる。

そして五位、六位には、ポルテラ、モシダージが46 で続く。

1998 年には、マンゲイラはエスコーラの他に、コミサン・ヂ・フレンチでカルリーニョス・デ・ジェズス、インテルプレチでジャメランが受賞している。カルロス・ゴーメス劇場で、次々に壇上で表彰されるサンバ界の名手たち。

必死にサンビスタの名前を覚えようとしていた時だったので、うろ覚えの名前や、何か気になる名前は、後で友人に確かめたものだ。

そんな中で忘れられない名前が「セルミーニャ・ソリーゾ」だった。「ソリーゾ」とは笑顔のことだから、なるほど、と思ったものだ。確かに、彼女はいつも微笑みを忘れない。

1998 年 笑顔のセルミーニャが、メストレ・サーラのクラウジーニョと共に登場私が興味を持つのは、カーニバルで輝くこのような人たちが普段どんな生活をしているのだろう、といこと。カーニバルは本当に短いファンタジーの世界。カーニバルが終わったら、この人たちは一体どんな生活に戻るのだろう。

サンバの世界では、私自身、今どんな仕事をしていて、どんな経歴なのか尋ねられたことはない。私もそんなことを聞いたことはない。それがこの世界の常識だからだ。でも、彼女のように有名人になれば、やはりそうはいかないだろう。


・・・後編はその「セルミーニャ・ソリーゾ」の普段の生活についてお伝えしたいと思います・・・
| 佐久間圭輔を応援する会 | - | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
マンゲイラのエンレード
2009年のマンゲイラのエンレードは、プロフェソール・ダルシ・リベイロの著書をベースにした「マンゲイラは、ブラジル国民がどのように形成されたかを見せて、ブラジルにあるいくつものブラジル、”Os Brasis do Brasil”、を紹介する」だった。

私が多年にわたって求め続けてきた本当のブラジルは、どこにあるのか。

2007年に出版した「マジア・ド・サンバ」のテーマは、まさにこの「ブラジルの多様性 Os Brasis」だった。カーニバルという華やかなお祭りの中に、ブラジルの本当の姿が秘められていることに気づいたのだ。

資源国ブラジル、日本の空を飛ぶジェット機まで造る工業国ブラジル。

いまさら「カーニバルの国」ではない、と言いたい気持ちはわかる。
でも、ブラジルもそんな物質だけで出来ているのではない。

パウリーニョ・ダ・ビオラとエルミニオ・ベロ・デ・カルバーリョが、「人生は目に見えるものだけではない」と歌っているように。

2007年、サンバはブラジルの無形文化遺産として認定され、マンゲイラをはじめとする六つの伝統的なエスコーラ・デ・サンバに、ルラ大統領から認定書が手渡されたことを知れば、私の気持ちもわかっていただけると思う。

今年のカーニバルで最高のサンバ・エンレードと評価されたサンバ・エンレードのリフレインが、聞こえてくる。

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Sou a cara do povo.......Mangueira
Eterna paixão
A voz do samba é verde e rosa
E “nem cabe explicação”
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2009年3月 マンゲイラ大使 佐久間圭輔


| 佐久間圭輔を応援する会 | - | 20:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
マンゲイラのポルメス
皆さん

ご無沙汰しております。YASUです。
佐久間さんがブラジルから帰国して、2ヶ月が経ちました。。。
ブログも更新せず、失礼致しました〜ショック

今回は、旅行く佐久間さんに、お願いすることが多かったのでゆっくり休んでいただいてから、いろいろと2009のパレードについて伺おうとしていたところ、早速レポートを頂きましたので、興味深かった部分、抜粋させていただきます(といっても、全部興味深いのですが・・・私の同じパートの部分まずは目がいってしまいましたので)

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サルゲイロが16年ぶりに優勝した今年のカーニバル。
前日、サルゲイロはグローボのエスタンダルチ・デ・オーロも受賞した。

勝者の喜びの影に、涙するベイジャ・フロール。そんな悲喜こもごものドラマの中で、困難を乗り越えて6位入賞を果たしたマンゲイラ。クワドラに集まったマンゲイレンセの喜びは、優勝したかのようだった。

エスコーラの優劣は、普通、総合点による順位だけで語られるけれど、今年のカーニバルで特に私が感動したのは、エンレードの項目で、全審査員から10点満点の評価を受けたのがマンゲイラだけだったことだ。

さらにサンバ・エンレードでも、マンゲイラは、サルゲイロ、ベイジャ・フロール、インペリオ・セラーノと並んで、40点満点を獲得。

前日のエスタンダルチ・デ・オーロ受賞に続く快挙だ。
もう一つの特筆すべきことは、メストレ・サーラとポルタ・バンデイラでは、全てのエスコーラの中で40点満点を獲得したのは、マンゲイラのマルキーニョスとジオバーナだけだったことだ。

もう十年以上も前から私たちが知っているベテラン・ペアだ。


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凄いですね〜、満点ですよぉびっくり

と、驚きが多かった2009のカーニバルでしたが、また抜粋記事取り上げていきたいと思いますので・・・おたのしみに〜嬉しい
| 佐久間圭輔を応援する会 | - | 15:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
1月5日放送 日テレ「世界丸見え!テレビ特捜部」にて
皆さま

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、新年早々・・・すごいニュースです。

1月5日、月曜日の夜7時半からの、日本テレビ「世界まる見え! テレビ特捜部」で、リオのカーニバルが登場します。

なんと、われらが佐久間さんこの番組の”監修”をされたのですよびっくり

2008年のカーニバルなのですが、子供も含めて普通の人が見るからというので、わかりやすい解説、テーマを選んだので、日本移民100周年、環境をテーマとしたエスコーラ、そして優勝のベイジャ・フロールのことに触れるそうです。
マンゲイラが出ないのが残念なのですがしょんぼり

是非、ご覧くださいね。
| 佐久間圭輔を応援する会 | - | 23:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
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